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レッテル
心筋梗塞の既往は見落とせない情報。
しかし、同じ<病歴>であっても、
数年前に統合失調症と自傷行為、という情報の取り扱いは難しい。

情報は石ころじゃない。
知り得た情報を無視することはできないけど、
何でも拾い集めて、アセスメントするわけにはいかない。

精神疾患をかかえる患者さん自身、
「また症状が再燃するのではないか」
「周囲もそういう眼で見ているのだろう」
という不安は、少なからずある。

マイナスの意味で、「期待」にも似た、
自己暗示にかかってしまうこともあり、
結果として、再度自傷してしまうケースもあると、
どこかで聞いた。

電子カルテ化とともに、情報の共有も進む中、
<情報>は、残され、拾われ、意味付けられる。

情報の収集とレッテルを貼る事とは、
すごく近いところにあると思う。
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2009 / 04 / 02 ( Thu ) 23:00:00 | 看護の仕事 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
スポーツ
スポーツが人々に与えてくれる物の大きさ。
この仕事をして、もっと感じるようになった。

WBC野球での優勝。

談話室が一気に湧いて、

看護師も、
掃除のおじちゃんも、
患者さんも家族も、

おじちゃんも、
おばあちゃんも、
若者も、

皆笑顔で手を叩いてたと、
師長が言っていた。

「病む人」から、「病を持つ人」に。
スポーツを前にすると、
あたり前に、そう居させてもらえる気がする。
2009 / 03 / 24 ( Tue ) 18:00:00 | 看護の仕事 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
2年前
理詰めで進んでいかないことは多い。
病状が厳しければ、なおさらだ。

痛い。
痒い。
食べられない。
受け入れたくない。

意識が、そこに張りついて、
今度は、心が冒されていく。

言葉がキツくなったり、
無口になって、 
悲しくなって、
ひとりぼっちになってしまう。

そういう患者さんを前にすると、
何ができるのか、かける言葉が見つからない。
「当たり前」が、当たり前じゃないことを改めて思い知る。
そんな私の戸惑いや不安も、きっと見透かされている。

でも、
そんな状況を救ってくれるのは、
他でもない、患者さんなのだ。


お風呂が、温かくて気持ち良いね。
お通じが出てすっきりした。
夜、久しぶりに良く眠れたよ。
話したら楽になった。


私たちに、「できること」は、ほとんどなくて、
「その場に居合わせられること」が、大切だって、
先輩のSさんが言っていた。


2年前の日記。
見返して、久しぶりに涙が出た。

私、疲れています。
2009 / 02 / 25 ( Wed ) 23:00:00 | 看護の仕事 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
治療の選択
治療には4つの意味しかないと聞いた。

「完治」「延命」「緩和」「効かない」

最期まで「完治」を信じる人もいる。
信じなきゃ、その先はないって。
自分は、1%にかけるって。

同じような抗がん剤をしていても、
人によっては「完治」
病状によっては「延命」
意味合いが違うっていうこともある。

輸血も、鎮静だって、そう。

それに、この4つは、境界も曖昧。
望んだ通りの、効果が得られず、
意味合いが変わってくることだってある。
2009 / 02 / 03 ( Tue ) 17:00:00 | 看護の仕事 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
開かずの扉
「あの患者さん、病状の深刻さが、理解できていないみたい。」
「そういう発言をするっていうことは、まだ受容できていないんだろうね。」

私たちは、患者さんを、安易にそう評価してしまうことがある。
それは、大概、否定的な評価。

でも、何を「受容」するか、その方法だって、人それぞれで良い。
生き方が、人それぞれであるように、
病との向き合い方も、十人十色。

それでも、きっと、患者さんは気付いている。
病状の深刻さ。
静かに、近づいている死。
それを、患者さんに、あえて「わかってるよ」って、
言わせる必要なんてあるのかな。

無意識に、患者さんの、その開かずの扉を、
叩いてしまっていないだろうか。
2009 / 02 / 02 ( Mon ) 18:00:00 | 看護の仕事 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
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